かがやくリビングの家

家事動線などを徹底的に検討、納得した後悔の無いいえづくりを目指しました。
フォルムを強調した、黒い外観が特徴的です。対照的に室内は白い明るい空間を実現しています。
技術的には、防火地域内で木造建物として成立させるため、法規ギリギリの99.98㎡で計画しています。

出会い

施主様のお宅は、幹線道路沿いの防火地域内に比較的広い敷地をお持ちでした。

防火地域は基本的にコンクリート造や鉄骨造の耐火構造構造を求められます。コスト的なことを考慮し、木造で提案しました。法的に100平米未満は木造が許されるのです。そこで当社の提案は99.98㎡の提案でした。形やデザインだけでは無く、法的な課題や数値的な追求(たとえば大切な土地の容積率などの許容建築面積を無駄にしないなど)も私たちにとってとても大切なことです。

他社にもたくさん回られたようですが、ある段階から当社の案をもっとも気に入ってくださったとのことでした。
当社への設計依頼には大きな時間がかかりましたが、最終的には当社設計のOB施主様のお宅を訪問していただき、いろいろご相談いただき決めていただきました。後でお聞きしますと、やはり「設計事務所に頼む」ということに抵抗があったようです「予算もないし、ハウスメーカーでいいんじゃないか...」ということでお悩みだったようです。

施主様のライフスタイルと想いを何よりも大切にして

設計依頼後は、ほんとうに細かく打ち合わせをしました。

100㎡という面積の枠の中で、収納量をより広くというお話に、当初3畳程度の予定のロフトを7畳まで広げました。これは構造的にも大きな変更でしたが、結果的には隣り合うリビングに高い吹き抜けを生み出すことにもなりました。

このお宅で徹底して研究したのは家事動線と、収納、及び家具などです。
動線は最終的にはぐるぐる回れる、行き止まりの無い循環型の動線を確保しました。収納はどのようなものをお持ちかの把握から始まり、一つ一つのものに住所をつけるように収納場所を設定していきました。現在、奥様が非常に満足されている点もこの調査と検討をとことんやったことにあると思います。

その他、素材には非常にこだわりました。子供たちが雑に扱っても傷つきにくい床材など、耐久性があり、メンテナンスしやすいものをご一緒に決定しています。

室内には、バリの透かし彫りのタイルが飾りとしてあしらわれています。ご夫婦の思い出の地のひとつがバリでした。そこでバリタイルをあしらったのですが、国内で探すこと自体が大変で、また柄もいろいろあります、通信販売で取り寄せ、現場で並びを見ながら貼りました。苦労したぶん、私までこのタイルに思い入れができてしまいました。

施工中も、いろいろなことがありましたが、最終的には非常に満足していただけました。

いつまでも納得できることの大切さ

竣工後に、こんなことをお話しされたことが印象的です。

「ご親戚の皆様が、玄関はもう少し広い方が良かったんじゃない?とかおっしゃっても、とことん打ち合わせして納得しているから、そうかな?とか思わないんですよね。」

とことん納得できるまで、徹底的に比較検討しながらすべてを決めていくことの大切さをあらためて確認させていただいたいえづくりでした。

施主様の声

依頼の決め手は? 先生の人柄、相性、提案力が決め手となりました。

提案内容は? とても良い家をつくっていただきました。細かい部分も要望をきいてくださり、また、はば広い提案力、プレゼンに感動しました。ハウスメーカーとは違い、施主側に立って考えて下さり感謝しています。

ご意見・ご感想は? 家づくりをする友人がいたら必ず紹介しようと思います。
実際に家ができるまでいろいろな事がありましたが、最後は笑って引き渡しができてとても喜しかったです。
最初は、なんだかカッコ良すぎてきっと上から目線で色々提案してくるんだろうと思いましたが、そんな事はなく施主の意見を1番に動いて頂き、清水先生にはずいぶんわがままを言ってしまいました。おかげで想像以上の家をつくる事ができ、本当に感謝しています。本当にありがとうございました。